カウボーイアップランチ の日記
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ツルマルツヨシ
2011.02.17
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この前、ピノキオのことまじまじと見ていたら「あしたのジョー」をイメージして、それでは力石はどの馬か???そうなのです。力石をイメージできる馬は「ツルマルツヨシ」。栄光の過去を背負って静かにこの牧場で過ごしています。15歳、シンボリルドルフを父に持ち、京都大章典に勝った馬なのです。大柄で端正な身体と顔立ち、しかし、数々のレースのなかで決定的な致命傷を受けたのです。やっぱり足ですよね。普通の生活には支障はありませんのでのんびり元気にやってます。写真のようにマイペースで駆足くらいは平気です。けっこう鋭い目でにらんでくることもあります。このくらいの馬になりますと人間を上目線から見てきますよ。栄光の戦士の片鱗を見せる時です。時々鼻つきあわせておしゃべりします。鋭い目の裏に果てしない寂しさを湛え「てめー、なんなんだよ~!!」なんて言ってます。僕がじゃないですよ、力石が、いや、ツルマルが、いや、言ったような気がします。
